チームラボ、米国初の常設ミュージアムをアナハイムに開設へ 2030年予定

  • 2026年11月5日
OCVIBE

 チームラボは10月30日、米国初となる常設ミュージアムを、カリフォルニア州アナハイムの複合開発地区「OCVIBE(オーシーバイブ)」に開設すると発表した。開業は2030年を予定する。施設の延床面積は約1万平方メートルで、アート体験を中心に設計する。

 OCVIBEは、アナハイムのホンダセンター周辺で開発が進む約100エーカーの街区。スポーツ、音楽、飲食、ショッピング、宿泊施設などを組み合わせ、年間を通じて来訪者を集める目的地を目指す。チームラボのミュージアムは、その中心施設の一つに位置付けられている。

 施設の建築設計は、OCVIBE全体の構想を手掛けるsmith-clementiが担当する。没入型ギャラリーの特性に合わせて窓を抑えた建物とし、自然の動きから着想した外装は、見る方向や時間帯によって表情が変わる設計とする。

 OCVIBEでは2027年3月に約5000人を収容するコンサートホールが開業する予定。飲食店が集まるマーケットホールや公園、パブリックスペースなども順次整備し、街区全体のグランドオープンは2033年を予定する。

 Visit Anaheimは、チームラボの開設によりアナハイムで楽しめる体験の幅が広がり、新たな来訪者の獲得や滞在期間の延長につながるとの見方を示した。ミュージアム単体の集客に加え、飲食やエンターテインメントを組み合わせた周遊・滞在型の観光需要を生み出せるかが注目される。