JTB、地域の持続可能な交流創造を支援する基金を設立
JTBは、地域コミュニティの持続可能性に貢献する活動を支援する「JTBみらい交流創造基金」を設立し、2026年度の助成対象活動の募集を7月1日から開始した。文化、自然、人の3領域を対象に、地域課題の解決や持続可能な交流創造につながる取り組みを支援する。
人口減少や気候変動などにより地域の基盤維持が課題となるなか、交流の舞台となる地域の文化、自然、人を守り育てる活動を支援することで、将来的な交流創造につなげる狙いがある。
同基金は、JTBが長年掲げてきた「交流創造事業」の理念を基盤とするもの。対象は、祭礼や伝統芸能、工芸、食文化、歴史的景観の保全・継承などの文化領域、森林や水辺、海洋、生態系の保全・保護、環境教育などの自然領域、地域福祉、人材育成、多文化共生、生活圏再生などの人の領域に関する取り組み。
助成金の上限は1件あたり300万円で、100万円から300万円程度を想定する。助成率は50%から80%で、審査結果に応じて決定する。助成期間は助成開始日から2027年3月26日まで。応募対象は、日本国内に拠点を持ち、文化、自然、人に関する分野で継続的な活動実績がある法人格を持つ団体で、個人や任意団体、営利企業単独での応募は対象外となる。
受付期間は2026年7月1日から7月31日まで。採択団体は8月31日に発表する予定で、採択後は2026年12月上旬に中間報告、2027年3月中旬に最終報告を行う。審査では、行政や民間、地域住民、学術機関などとの共創性、助成終了後の持続可能性、新たな観光価値や社会課題解決モデルにつながるイノベーション、多様な層の参画を促す社会包摂性などを重視する。
