主要旅行業者4月実績、海外旅行21.3%増 総取扱額は6.9%増に

 観光庁が発表した2026年4月分の主要旅行業者の旅行取扱状況速報によると、主要旅行業者43社・グループの総取扱額は3009億1263万5000円となり、前年同月比106.9%だった。海外旅行は同121.3%と大きく伸び、国内旅行も同101.6%と前年を上回った一方、訪日旅行は同93.3%と前年割れとなった。

 募集型企画旅行の取扱状況では、海外旅行の取扱額が174億4157万7000円で同100.8%と微増した一方、取扱人数は4万6475人で同95.8%だった。国内旅行も募集型企画旅行では取扱額が642億7728万1000円で同98.6%、取扱人数が145万4995人で同87.6%となり、人数面では弱さが残った。

 総取扱額の上位5社・グループは、JTBが998億8452万7000円(前年同月比105.2%)で首位となり、阪急交通社が404億7535万6000円(同129.3%)、日本旅行が310億1153万1000円(同107.2%)、エイチ・アイ・エスが244億3133万8000円(同105.9%)、KNT-CTホールディングスが234億7180万円(同95.3%)で続いた。

 前年同月比の伸び率では、IACEトラベルが144.6%で最も高く、ケイライントラベルが138.0%、テック航空サービスが134.8%、阪急交通社が129.3%、エヌオーイーが124.0%で上位5社となった。いずれも総取扱額ベースの伸び率で、特に海外旅行の増加が寄与した事業者が目立つ。

 主要旅行業者の月別・分類別の旅行取扱額、前年比の推移は以下の通り。