丸紅、沖縄ツーリストを子会社化 観光事業へ本格参入し事業基盤構築へ
丸紅は2日、沖縄県那覇市に本社を置く沖縄ツーリスト(OTS)に出資し子会社化したと発表した。成長が続く日本の観光市場への本格参入を目的とし、沖縄を起点に観光領域の事業プラットフォーム構築を目指す。今後はレンタカー事業の高度化やDX推進を通じて収益拡大を図るとともに、観光関連企業との連携・統合も視野に入れる。
1958年創業の沖縄ツーリストは、旅行事業とレンタカー事業を中核に展開し、県内約600社の観光事業者とのネットワークを構築してきた。年間約20万人のインバウンド顧客との接点を持ち、食事・宿泊・移動を組み合わせたツアーや添乗員付き商品の提供など、着地型観光に強みを有する。
丸紅は今後、グループが持つフリートマネジメントやDX、経営管理のノウハウを活用し、レンタカー車両の調達・売却の最適化やオペレーション効率化、販路拡大などを支援する方針である。短中期的な収益向上を進める一方で、将来的には沖縄ツーリストとの相乗効果が見込める観光関連企業への投資や統合を進め、観光領域における事業プラットフォームの構築を目指す考えだ。