前澤友作氏のカブアンド、旅行領域へ拡大 宿泊予約で株付与
前澤友作氏が代表取締役社長を務めるカブ&ピースは5月1日、宿泊予約サービス「KABU&トラベル」と海外通信サービス「KABU&海外eSIM」の提供を開始した。サービス利用額に応じて同社の未公開株と交換できる株引換券を付与する仕組みで、旅行分野での利用拡大を狙う。
ZOZO創業者の前澤友作氏が代表を務めるカブ&ピースは、生活インフラ領域を中心に展開してきた「カブアンド」事業を旅行分野へ拡大した。「KABU&トラベル」は、宿泊予約を通じて株引換券を付与するサービスで、国内約2万軒、海外約70万軒の宿泊施設を掲載する。温泉旅館や高級リゾート、ビジネスホテルまで幅広く取り扱い、レジャー需要だけでなく出張利用も想定する。
同時に開始した「KABU&海外eSIM」は、海外でのデータ通信利用に応じて株引換券を付与するサービスである。オンラインで契約から利用開始まで完結し、Wi-Fiルーターの受け取りや返却が不要となる点を特徴とする。24時間の日本語サポートも提供し、海外渡航時の利便性向上を図る。
株引換券の還元率は会員種別によって異なり、「KABU&トラベル」は通常会員1%、プラス会員2%、プレミアム会員4%、「KABU&海外eSIM」は通常会員3%、プラス会員6%、プレミアム会員12%を設定した。株の受け取りにはサービス利用に加え、株式申込が必要となる。
カブアンドは、電気や通信、ふるさと納税など日常サービスの利用者に未公開株を付与する独自モデルを展開しており、「目指せ、国民総株主」を掲げて利用者拡大を進めている。今回の旅行関連サービス投入により、旅行需要を取り込みながら独自経済圏の拡大を図る考えだ。
また、サービス開始を記念し、2026年5月31日までに「KABU&トラベル」で宿泊予約をした利用者を対象に、最大7%の株引換券を付与するキャンペーンも実施する。
