阪急交通社、和歌山大学と包括連携協定 観光人材育成を強化
阪急交通社は23日、和歌山大学観光学部と観光人材育成および教育・研究推進を目的とした包括連携協定を締結した。次世代の観光産業を担う人材育成と地域社会の持続的発展を目指す。
和歌山大学観光学部は、学部から大学院まで一貫して観光学を学べる国内国立大学で唯一の体制を持ち、観光経営や地域再生、観光文化を横断的に学ぶカリキュラムを提供している。一方、阪急交通社はコロナ禍以降、旅行需要の変化に対応した商品開発に加え、自治体連携による誘客や地域課題解決に取り組んできた。両者の強みを掛け合わせることで、実務に直結した教育と研究の高度化が期待される。
具体的な取り組みとして、2026年度に新設される「観光産業論」の講義の一部に阪急交通社の社員が参画し、実務経験を踏まえた授業を行う予定である。旅行会社の現場視点を教育に取り入れることで、即戦力となる人材育成を図る。