HIS、北海道と宮古島でオリジナル観光バス展開 移動不安を解消し体験価値向上へ
HISは2026年夏季旅行シーズンに向け、北海道と沖縄・宮古島でオリジナル観光バスの運行を開始する。レンタカー不足や運転不安といった課題に対応し、移動そのものを観光体験へと昇華させる商品設計で国内需要の取り込みを図る。
今回の取り組みは、移動手段の確保が旅行満足度に直結する中、安心かつ効率的に周遊できる商品を提供することで、国内旅行市場における課題解決と付加価値向上を狙うもの。北海道ではラベンダーの最盛期に合わせ、富良野・美瑛の主要スポットを巡る「彩りHokkaidoing号」を期間限定で設定する。ファーム富田や青い池、四季彩の丘など人気観光地を一日で網羅し、車窓からの景観やご当地グルメを組み合わせることで、満足度の高い行程を実現している。
一方、宮古島では2階建てオープントップバスによる「宮古島トワイライトシャトル」を展開する。伊良部大橋の車窓観光や佐和田の浜でのサンセット鑑賞を組み込み、開放感と非日常性を訴求する内容とした。料金はワンコインの500円に設定し、気軽に参加できる体験型商品として現地消費の拡大を狙う。
さらに、石垣島および宮古島では1日観光バスツアーを特別価格で展開し、離島旅行初心者の需要取り込みも強化する。ガイド付きで主要スポットを効率的に巡る内容とし、価格面でも訴求力を高めた。
同社は今後も地域資源を活用し、「移動を感動に変える」商品開発を進めることで、旅行体験の質的向上と地方誘客の促進を図る考えだ。
