読者アンケート2026
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11月・12月の宿泊者数は減少、中国は前年同月比で6.6%減

 観光庁が発表した宿泊旅行統計調査によると、2025年11月および12月の延べ宿泊者数は前年同月比で減少した。国内外ともにマイナスとなったが、客室稼働率は一定水準を維持している。

 2025年11月の延べ宿泊者数は5599万人泊で、前年同月比3.7%減となった。内訳は日本人延べ宿泊者数が4146万人泊で同3.6%減、外国人延べ宿泊者数が1453万人泊で同3.7%減となり、全体に占める外国人宿泊者の割合は25.9%となった。12月も同様に減少が続き、延べ宿泊者数は5342万人泊で前年同月比4.5%減、日本人は3.9%減の3853万人泊、外国人は5.9%減の1490万人泊であった。

 客室稼働率を見ると、11月の全体平均は65.7%と前年同月を1.0ポイント上回った。12月は59.1%と水準を下げたものの、前年同月比では0.4ポイント上昇しており、需要減少局面でも稼働率は底堅く推移している。施設タイプ別ではビジネスホテルやシティホテルが引き続き高い稼働率を示し、11月は東京都が80.5%で全国最高となった。

 外国人延べ宿泊者数を地域別に見ると、11月は三大都市圏が前年同月比4.8%減、地方部も1.3%減となった。国籍別では中国(前年同月比6.6%減)が最多で、米国(同10.4%増)、台湾(同1.1%増)、韓国(同3.4%減)、豪州(同0.0%増)が続き、上位5市場で全体の半数超を占めている。ロシアやカナダ、ドイツなど一部市場では高い伸び率が確認され、市場ごとの濃淡が鮮明となった。