クルーズ特化型EXPOが初開催、東京で来場者5000人超を集客
クルーズイズムは12月6日、東京国際クルーズターミナルで「クルーズEXPO 2025 東京」を初開催し、一般来場日を中心に5094名が来場した。クルーズに特化したイベントとしては日本最大級となり、家族層を含む幅広い来場者にクルーズ旅の魅力を訴求した。
同イベントは「クルーズ旅をもっと身近に」をテーマに、クルーズに関わる多様な業態が一堂に会する場として企画された。会場には国内外のクルーズ会社や旅行会社、寄港地の港湾局、航空会社など48団体が出展し、カジュアル船からラグジュアリー船、帆船、リバークルーズ、レストランシップまで幅広い商品・サービスを紹介した。
ステージプログラムでは、人気の旅系インフルエンサーによるトークショーや、旅行会社・船会社担当者によるセミナーを実施。複数の旅行会社が連携するオムニバス形式での情報提供は、初心者から経験者まで幅広い層の関心を集め、航路選びや船内での過ごし方、寄港地の楽しみ方などを具体的に伝える内容となった。
会場を盛り上げた企画の一つが大抽選会で、フリークルーズ7本やシンガポール往復航空券などの賞品が用意され、来場者の滞在時間や満足度向上に寄与した。また、オリジナル塗り絵を用いたキッズコーナーやペーパークラフト、季節感を取り入れたワークショップを展開し、家族連れでも参加しやすいイベント構成とした点が特徴だ。
クルーズイズムでは、今回のEXPOを通じてクルーズ旅への理解を深め、旅行の選択肢として検討する層を広げたい考え。既に来年の開催を決定しており、詳細は決定次第随時発表としている。