奥松島を舞台にしたJNTOの動画、国際的な観光マーケティング賞を受賞
日本政府観光局(JNTO)が制作した観光プロモーション動画「Oku-Matsushima –Where all roads lead home–」が、国際的なマーケティング・メディアアワード「The Drum Awards for Marketing APAC 2025」において、Sustainability/Responsibility部門で銀賞を受賞した。受賞作品は、サステナブル・ツーリズムの重要性を伝える内容で、感情に訴えるストーリーテリングが高く評価された。
本動画は、宮城県奥松島を舞台に、絶景を撮影する写真家と地元の牡蠣漁師との交流を通して、地域コミュニティと深くつながる旅の意義を描いている。奥松島は2023年に国連世界観光機関(UN Tourism)より「ベスト・ツーリズム・ビレッジ」に認定されており、持続可能な観光地域としての取り組みが国際的にも注目されている。
The Drum Awardsは、英国のメディア企業「The Drum」が主催するマーケティング・メディア分野の国際賞で、影響力ある審査員による国際的な視点で評価される。今回の受賞は、JNTOが推進するサステナブルな観光の魅力発信が、世界的な評価を得た証で、今後の取り組みへの関心をさらに高める契機となる。