日本航空、5月の国際線旅客数は42.6%減も改善傾向-利用率は60.9%

  • 2011年7月15日

 日本航空(JL)の2011年5月の国際線旅客数は、前年比42.6%減の45万6755人となり、前月4月から4.4ポイント改善した。また、座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)は31.1%減だったものの、有償旅客の輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)は40.8%減となり、有償旅客による座席利用率を表すロードファクターは9.9ポイント減の60.9%であった。


 方面別で見ると、最も減少幅が少なかったのは中国線で、34.6%減の8万6082人だった。次いで、欧州線が38.2%減の4万4563人、東南アジア線が40.5%減の14万3271人であった。一方、ロードファクターが最も高かったのは太平洋線で、8.5ポイント減の70.6%となった。


 なお、国内線旅客数は29.8%減の215万2935人で、ASKが26.6%減、RPKが29.8%減となり、ロードファクターは57.9%となった。