日本航空、3月の国際線旅客数は4割減、利用率も全方面で2ケタ悪化

日本航空(JL)の2011年3月の国際線旅客数は、前年比41.0%減の54万8113人となった。経営再建でもともと取り組んできた座席削減に加え、震災の影響で全方面で旅客数が大幅に減少した。座席供給量をあらわす有効座席キロ(ASK)を27.1%減としたのに対して、旅客輸送量をあらわす有償旅客キロ(RPK)が41.7%減となり、利用率をあらわすロードファクターは16.4ポイント減の64.8%となった。方面別旅客数では、東南アジア線が33.9%減と最も下げ幅が少なかった。ロードファクターは全方面で2ケタ悪...