デルタ、羽田線の戦略を説明、ミネアポリスは以遠に期待

  • 2016年10月20日(木)

森本氏   デルタ航空(DL)は10月20日、都内で記者会見を開催し、日本路線の今後の戦略について説明した。DL日本支社長の森本大氏は、羽田空港の昼間枠の配分を受けて、30日に羽田/ミネアポリス線を開設するとともに、深夜早朝枠で運航中のロサンゼルス線を昼間枠に移行することを改めて説明。ミネアポリス線については「DLのハブとしての位置づけは非常に強い」と語り、ミネアポリス以遠の需要の取り込みに注力する方針を示した。

 ミネアポリス線の需要は日本発・米国発で5対5になる見込みで、そのうち日本発は乗継需要が半分以上となる予想だ。同氏はミネアポリス経由で米国の中西部や南部、東部などの110都市に乗継できる点などをアピール。ミネアポリス線の日本での知名度の低さを踏まえ、ピーアールを強化するという。

  ロサンゼルス線も日本発・米国発の割合は同程度となる見通し。森本氏は「ロサンゼルスへのニーズでほぼ埋まるのでは」との考えを示しながらも、ラスベガスやメキシコなどへの乗り継義の利便性の高さをアピールする旨を説明した。

 特にメキシコについては、DOTにアエロメヒコ航空(AM)の親会社であるグルーポ・アエロメヒコとの独占禁止法適用除外(ATI)を申請中であること、グルーポ・アエロメヒコへの出資比率を49%まで引き上げる計画があるほか、米国/メキシコ間のオープンスカイ協定が締結される見込みであることを伝え、需要の増加に期待を示した。

 また、森本氏は羽田2路線で、都心に近い羽田の利便性を活かしたビジネス需要の取り込みを強化していることを説明した。就航後の半年間は羽田線のプロモーションを強化する考えで、特別割引運賃を設定。営業担当スタッフを増やし、業務渡航を中心に扱う旅行会社への販促活動に注力しているという。さらに羽田から30分の圏内にオフィスがあり、米国出張が多い企業などにも直接営業する。

ミネアポリス空港。日本語の案内表示があるので移動しやすい  レジャー需要に対しては、旅行会社にミネアポリスからでオーランドやニューヨークなどに乗り継ぐツアーを提案し、すでにツアーが販売されている。森本氏は「日本の場合、レジャーは旅行会社経由のトラフィックが圧倒的に多い」と語り、旅行会社のサポートに期待するとした。



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