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【仕事を変える】アナウンサーから旅行業界に転職、コロナ禍で見た勝機とは-令和トラベル広報・大木優紀氏

  • 2022年6月20日

旅行業界は「底を打った今がチャンス」
システムで業界を変える、働きやすい環境づくりも

令和トラベルの大木優紀氏

 他業界から観光産業への転職や、観光産業から他業界に転職した人に焦点を当てた「仕事を変える」シリーズ。1年ぶりの今回は、元テレビ朝日アナウンサーで、令和トラベルHRデザイン部PRグループGMの大木優紀氏にご登場いただいた。「花形」と言われるアナウンサーから旅行業界に転職を決めた理由とはいったい何だったのか。旅行業界の魅力や今後の展望についても合わせてお話を伺った。なお、インタビューは6月1日に実施した。

-まずはこれまでのご経歴についてお聞かせください。

大木優紀氏(以下敬称略) 2003年にテレビ朝日のアナウンス部に入社し、18年半にわたりアナウンサーを務めていました。メディア業界を志した原動力は、子供のころのテレビへの漠然とした憧れです。さらに、当時信頼していた先輩から「アナウンサー試験を受けた方がいいよ」と言われたことも理由の一つですね。

 入社後は『GET SPORTS』や『やじうまテレビ!』『くりぃむナントカ』などを担当し、2回の産休・育休の後、2019年から退社直前までは『スーパーJチャンネル』に出演していました。

 18年半アナウンサーを務める中で、もちろん辛いと感じたことはありましたが、転職したいと思ったことはありませんでした。転職直前の2020年12月に40歳の誕生日を迎えましたが、女性アナウンサーにとって40代の10年間は画面に出続けることは難しいと言われており、私の感覚ではキー局でも10年に1人程度だと思います。ただ、世の中の空気が変わってきていて、テレビ朝日でも産休から復帰した後に画面に出続けることができる空気はありました。

 その上で40歳の誕生日の時、40代の目標を「テレビ朝日のアナウンサーとしてテレビに出続ける」ことに決めました。ところが2021年の4月に令和トラベルに出会って転職を決め、12月末にテレビ朝日を退社して転職したので、思えばあっという間の方針転換だったと思います。アナウンサーの仕事は魅力的でまだまだチャレンジできると思っていたのですが、それを超えるものが令和トラベルにはありました。

-コロナ禍中で旅行業界が苦しい中、令和トラベルに転職を決めたのはなぜですか。

大木 令和トラベル代表取締役社長・篠塚孝哉のnoteの文章を読んだのがきっかけです。もともと私はものすごく海外旅行が好きで、アナウンサー時代も夏と冬の長期休暇で海外旅行をしていました。海外旅行は私にとって背中を押してくれる活力でした。ところがコロナ禍で海外旅行に行けなくなったので、フラストレーションを感じるようになりました。

 そういうメンタリティの時に篠塚のnoteを読んだのですが、「10年後に海外旅行は戻っていると思いますか?」という質問にはほぼ100%の人がYESと回答していることを踏まえ、「マーケットは絶対に戻るしこれほどの参入チャンスは一生に一度とないかもしれない」と書かれていました。こうした100年に一度の旅行業界のリセットを勝機と見た、逆張りの発想が私にとっては魅力的でした。

 旅行業界の経験はありませんが、とにかくこの会社で働きたいという思いが強く、何をするという具体的なイメージは私自身が一番できていませんでした。しかし、面接を通し、執行役員でCHRO(最高人事責任者)の田村博司が、令和トラベルに私という人間を当てはめてくれました。