JTBなど4者、小豆島・土庄港にシェアオフィス 地域内外の事業者を結ぶ
土庄町、八千代エンジニヤリング、JTB、Stapleの4者は11月、小豆島の土庄港フェリーターミナル1階にシェアオフィスを開設する。地域内外の人や企業が集まり、交流や協業を通じて新たな事業や価値を生み出す「共創拠点」として活用する。
小豆島では、人口減少や少子高齢化、担い手不足などの課題が顕在化している。4者は、地域外から人材や企業、技術、アイデア、投資を呼び込み、地域の事業者と結び付ける接点として施設を整備する。観光、宿泊、飲食、交通、一次産業、不動産、金融、ITなど幅広い分野の関係者が地域課題や可能性を共有し、地域に根ざした事業やまちづくりにつなげる。
土庄町は地域課題や将来像を共有し、事業者・住民との連携を推進する。八千代エンジニヤリングは港湾など社会インフラの知見を生かし、空間づくりや施設整備、交通・インフラとの連携を検討。JTBは観光・交流の知見や全国の地域・企業とのネットワークを生かし、地域外から人や企業、需要を呼び込む仕組みをつくる。Stapleはホテルや飲食、ワークスペースの開発・運営経験を生かし、訪問や滞在、地域との関わりにつながる場と事業を育てる。
今回の取り組みは、JTBが2024年に始めた「20年先の小豆島をつくるプロジェクト」の一環。同プロジェクトでは、同年8月にシェアサイクル用車両160台を導入したほか、自動運転バスやAI自動運転ボートの実証にも取り組んできた。4者は新たな共創拠点を通じ、人や企業、投資を呼び込み、新たな事業の価値を地域に還元する循環を目指す。

