読者アンケート2026
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三菱電機とJTB、観光地向け自動運転で協業 人手不足解消と地域活性化を加速

 三菱電機とJTBは、観光地やリゾート施設における自動運転サービスの普及を目的に協業に関する覚書を締結した。人手不足の解消と地域活性化を主眼に、両社の技術と観光DXの知見を組み合わせ、持続可能な観光地運営モデルの構築を目指す。

 今回の協業は、国内旅行者および訪日外国人旅行者の増加により拡大が見込まれる観光市場を背景に、移動手段を担う交通・輸送サービスの運営負荷増大や人手不足といった課題に対応するもの。観光地やリゾート施設では、来訪者の利便性向上と効率的な運営を両立する新たなソリューションが求められており、自動運転技術への期待が高まっている。

 三菱電機は、2021年以降、多様なユースケースを想定した自動運転サービスの実証を進めてきた。2025年10月には、配車から車両運行までを完全無人化したリゾート施設向け自動運転サービス「xAUTO」の提供を開始しており、観光・リゾート分野での実装を本格化させている。一方、JTBは「交流創造事業」を軸に、観光DX、観光地整備・運営支援、エリア開発を通じて地域の持続的な発展を支援してきた。

 両社は、三菱電機の自動運転ソリューションと、JTBが有する観光分野のネットワークやDXノウハウを融合させることで、観光地内の移動サービス高度化や新たな価値創出が可能になると判断した。今後は、全国の観光地やリゾート施設への展開を視野に、自動運転を活用した省人化と利便性向上を同時に実現するモデルの確立を進める方針だ。