小規模旅行業者の倒産、全体の8割、売上は年商10億円以下のみ減収

帝国データバンクが発表した「旅行業者の倒産動向調査」によると、2011年の旅行業者の倒産件数は前年比40%増の49件で、前年より14件増加した。このうち、東日本大震災関連の倒産は6件で、国内旅行の不振の影響がうかがえる。2000年以降では、SARSやイラク戦争の影響で増加した2003年の50件に次ぐ数値。また、原油高による燃油サーチャージの高騰や新型インフルエンザの流行、リーマンショックの影響などがあった2008年と2009年と同じ件数でもある。また、2011年全体の倒産件数は2.5%増であり、全体...