年末年始の旅行、今年も人気1位は台湾と沖縄-JATA調査

  • 2018年12月11日

 日本旅行業協会(JATA)は12月11日、年末年始(2018年12月~19年1月)の旅行先に関する人気ランキングを発表した。四半期ごとに実施している「旅行市場動向調査」の回答をもとにまとめたもので、11月5日から23日にかけて会員企業260社から回答を得た。海外旅行の人気1位は台湾で4年連続。2位はハワイで3年連続の2位となった。

 3位には昨年4位のシンガポールが上昇。そのほか韓国とフランスがそれぞれ圏外からベスト10に入った。JATAによれば、今年は12月29日から1月6日まで休めば9連休となることから、近距離方面だけでなく長距離方面も好調との声が聞かれるという。

 国内旅行の1位は沖縄で3年連続。以下は東京ディズニーリゾートを含む東京、九州、大阪、北海道と続いた。3位の九州と5位の北海道が昨年と順位を入れ替えた以外は、昨年と同じ順位となった。

 なお、JATAはこれまでは例年、海外旅行については大手ホールセラー7社、国内旅行については6社を対象に、パッケージツアー販売動向調査の結果も発表していたが、人気ランキングの結果との混同を避けるため、今回から発表を取りやめている。