日本航空、17年度の国内線旅客は4.5%増、利用率71.8%

  • 2018年4月26日

 日本航空(JL)の2017年度(17年4月~18年3月)の運航実績で、国内線の旅客数(※)は前年比4.5%増の3403万3475人だった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)は0.8%増、旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)は4.5%増で、利用率は2.5ポイント増の71.8%。18年3月単月の国内線旅客数は0.5%増の297万300人で、ASKは0.9%増、RPKは0.1%減だった結果、利用率は0.7ポイント減の73.3%となった。

 17年度の路線別旅客数の1位は羽田/新千歳線で1.2%増の306万5419人。2位は羽田/福岡線で5.0%増の305万6405人、3位は羽田/伊丹線で3.7%増の255万7938人で、上位7路線を羽田線が占めた。伸び率が最も高かったのは新千歳/青森線で30.2%増の9万6224人、2位は伊丹/大分線で19.6%増の9万6530人、3位は出雲/隠岐線で19.4%増の1万9093人だった。

 利用率の1位は新千歳/出雲線で88.9%。2位は成田/伊丹線で80.3%、3位は伊丹/福岡線で80.1%だった。

 なお、3月単月の路線別旅客数の1位は羽田/福岡線で1.2%減の27万460人、2位は羽田/新千歳線で2.1%減の24万9443人となり、17年度と逆転。3位は17年度と同じ羽田/伊丹線で1.4%増の22万9694人となった。伸び率が最も高かったのは出雲/隠岐線で34.2%増の1727人、2位は伊丹/秋田線で24.2%増の8942人、3位は伊丹/大分線で22.9%増の9995人だった。

 利用率の1位は成田/伊丹線で89.0%、2位は中部/那覇線で87.3%、3位は羽田/関空線で83.6%増だった。国際線の詳細は別途記載(下記関連記事)。

※本誌による推計値