ソラシド、15周年で記念企画、オリオンビールの機内販売など

  • 2017年7月26日

オリオンビールとそら豆入りおつまみ  8月1日に運航開始から15周年を迎えるソラシドエア(6J)は、同日から九州や沖縄に焦点を当てた記念企画を実施する。まずは沖縄の「オリオンビール」をおつまみとともに500円で販売。同社が機内でアルコール飲料を販売するのは初めてとなる。7月24日に都内で開催したメディア向け懇親会で同社社長の高橋宏輔氏は「これまでは生産量などの問題から提供が難しかった」と説明した上で、15周年を機に実現できたことに喜びを示した。

モデルプレーン  そのほかにも機内では、宮崎県の飫肥杉で造ったモデルプレーンを8月限定で販売。また、機内誌「ソラタネ」をリニューアルし、新たなコンテンツとして、就航地のご当地グルメに焦点を当てた「三ツ星グルメ案内」や、就航地に本社を置く地元企業を訪問する「大人の社会見学」などを追加した。

 今後は離陸前などに機内で流す音楽もリニューアルする予定で、映画音楽などを手がける作曲家が作曲中とのこと。塗装機で自治体をアピールする「空で街と恋をする(空恋プロジェクト)」を実施した18自治体と協力して、都内で特産品などを販売する「ソラシドマルシェ」などのイベントも実施するという。