日本航空、16年度の国内線旅客は1.4%増、利用率は69%

  • 2017年4月25日

 日本航空(JL)の2016年度(16年4月~17年3月)の運航実績で、国内線旅客数は前年比1.4%増の3257万397人となった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)は1.2%減だったところ、旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)は0.9%増となり、利用率は1.4ポイント増の69.3%となった。

 路線別の旅客数が最も多かったのは、羽田/新千歳線で4.7%減の302万8371人。以下は羽田/福岡線が2.5%減の291万1518人、羽田/伊丹線が0.1%減の246万7245人と続き、上位7位を羽田線が占めた。

 旅客数の伸びでは、座席数を37.4%増の7万1909席に増加した福岡/鹿児島線が67.3%増の4万5728人で首位に。2位は伊丹/松本線が30.3%増の2925人、3位は丘珠/釧路線が30.1%増の7万556人となった。

 利用率は那覇/与論線が8.1ポイント増の81.9%で最も高く、次いで羽田/久米島線が2.0ポイント減の81.1%、伊丹/福岡線が2.0ポイント増の80.8%となった。

 利用率の伸びが最も高かったのは伊丹/松本線で12.9ポイント増の62.1%。2位は福岡/宮崎線が11.5ポイント増の79.1%、福岡/鹿児島線が11.4ポイント増の63.6%となった。

▽JL、16年度
国内線


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