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阪急交通社、18年GWに外船2隻を同時チャーター、目標6000名

  • 2017年4月10日

▽阪急スタッフが計180名乗船、独自イベントも

MSCスプレンディダ  記者会見では同社東日本営業本部クルーズセンター課長の平藤実氏が、各客船の特徴を紹介。MSCスプレンディダは「ラグジュアリーで洗練されたイタリア風の雰囲気」で、ドレスコードがあることや、メインダイニングの夕食は乗客を2グループに分けて2回制で提供していることなどを説明。ノルウェージャン・ジュエルについては「ドレスコードのない気軽な船旅」と形容し、食事を好きな時間に取れる気軽さなどを紹介した。

ノルウェージャン・ジュエル  18年ゴールデンウィーク期間のチャータークルーズでは、MSCスプレンディダに100名以上、ノルウェージャン・ジュエルに80名以上の阪急交通社スタッフが乗船する予定。船内には日本人専用のデスクを設けるほか、独自のイベントを実施し、他のクルーズと差別化をはかるという。例えばノルウェージャン・ジュエルでは、人気歌手の夏川りみさんのコンサートを開催する。

 旅行代金は、MSCスプレンディダで「内側ベッラ」を2名1室で利用した場合、大人1名9万9800円。ノルウェージャン・ジュエルは「内側キャビン」を2名1室で利用した場合、大人1名11万9800円とする。大人2名と同じ客室を利用する13歳未満の子供は2名まで無料。

 4月15日には全国紙2紙で全面広告を掲載し、専用ウェブサイトでの販売も開始する。電話での申し込みは17日から。同社のクルーズ商品のリピーター向けには、14日に電子メールを発信し、同日から先行受付をおこなう。

 記者会見にはMSCクルーズジャパン代表取締役社長のオリビエロ・モレリ氏と、NCLアジア担当セールス、ヴァイスプレジデントのフェリックス・チャン氏も登壇し、今後も日本市場への投資を継続する方針を示した。なお、両社は4月28日から5月6日までのチャータークルーズ以外にも日本発着クルーズを予定。MSCクルーズは5月6日から15日まで、9泊10日の横浜発着クルーズを実施する。NCLも前後に日本発着クルーズを検討しており、5月を目途に詳細を発表する予定だ。