成田、1月の国際線旅客は7.7%増、外国人は2割増

  • 2017年2月23日

 成田国際空港(NAA)によると、1月の国際線旅客数(速報値)は前年比7.7%増の275万3427人となった。このうち日本人旅客数は4.3%増の103万8893人。外国人旅客数は、旧正月の休暇が1月27日から始まったことなどから20.3%増の127万4116人となり、1月の最高記録を更新するとともに48ヶ月連続で前年を上回った。通過客は12.2%減の44万418人だった。国内線を含む総旅客数は8.1%増の333万7165人で、1月としては過去最高となった。

 旅客便の発着回数は6.3%増の1万4267回で、1月の過去最高を記録。昨年12月にチェジュ航空(7C)が釜山線、カンタス航空(QF)がメルボルン線、バニラエア(JW)がセブ線を、1月に春秋航空日本(IJ)が天津線とハルビン線を新規就航したほか、韓国、香港、中国路線などの増便で発着回数が増加した。

 なお、国内線の旅客数は9.9%増の58万3738人で、旅客便の発着回数は5.1%増の4231回だった。国内線の詳細は別途記載(下記関連記事)。