フランス、「モン・サン・ミッシェル修道院」工事の状況について(2017年1月現在)

  • 2017年1月18日

 世紀の大工事が続いております「モン・サン・ミシェル修道院」(Abbaye du Mont St Michel)の2017年1月現在の工事状況をお知らせいたします。

 モン・サン・ミッシェル修道院の工事は、上から下にだんだんおりてくる予定とのことで、修道院の頂上にある大天使ミカエルの銅像も2016年は、しばらくの間取り外されておりましたが、今は無事ピカピカになった像が再設置済みです。

 現在は修道院内、上層階の回廊工事が本格化し、回廊の2/3が立ち入り禁止となっております。天井や床、柱、回廊内側の緑地部分等々の全てが改修となり、工事期間は約1年の予定です。

 現在、回廊に入る手前にある写真付きパネルで工事前の状況が説明されています。

 しかし、今回のモン・サン・ミッシェル修道院の工事では、13世紀のお墓が発掘され14体のミイラが出てきたとか。そのような話ばかりで、考古学者による調査のため工事がストップすることもたびたび。工事は中々進んでいないようです。

 また、回廊工事のための資材や重機が置かれているため、ミュージアムショップから修道院外へ出ることが出来ません。一旦ショップに入り、同じ扉からチケットカウンターへ向けて出るよう誘導が行われています。パネルがありますので、それに従ってご移動ください。

 そして現在、メイン通りの参道(Grande Rue)の工事も再開されております。

 現地2017年1月17日現在、サンピエール教会前から先には進めません。

 これを受け、参道の土産店やレストランでは、一部冬季休業しているところもあります。

 またシャトルバスも現在は本数が制限され、15~20分に1本程度の運行となっています。

 なお現在、モン・サン・ミッシェル修道院入口では、セキュリティが強化されております。

 空港の手荷物検査と同等のチェックが行われているとお考えください。

(カバンの中にライトを入れ、全て丁寧にチェックを受けました。)
グループで訪問の場合、人数が多いとかなり時間がかかることがありますので、ご注意ください。


情報提供:株式会社ミキ・ツーリスト日本海外ツアーオペレーター協会