KNT-CT、オール関西で商談会 近旅連関西が初開催

 近畿日本ツーリスト協定旅館ホテル連盟(近旅連)関西連合会はこのほど、京都市南区の新・都ホテルで「オール関西国内大商談会」を開いた。KNT-CTホールディングス(HD)グループにおいて、HD側の商談会開催はこれまでも行われてきたが、近旅連主催は全国でも初めて。

 同HD傘下の近畿日本ツーリスト(KNT)、近畿日本ツーリスト個人旅行(KNT個人)、クラブツーリズムでは2月から、定期的に会議を行うなど、関西地区での横の連携「オール関西」強化への取り組みを開始。そんななか、2月の近旅連関西連合会正副会長会議で、三田周作KNT執行役員関西営業本部長がこの取り組みを紹介すると、近旅連側でも賛同の声が相次ぎ、送客拡大へ近旅連側とKNT-CTHD社員の商談の場を設けようと今回の商談会開催が決まった。

 商談会には3社からは管理職から団体営業、店頭販売、手配業務の各担当者ら96人が、近旅連各施設からは総支配人から営業担当者まで89人が参加。熱心に情報交換が行われた。

 近旅連関西連合会の中照策会長代行(かつうら御苑)はあいさつで、「横の連携・オール関西」の具現化をこの会の趣旨だと説明。三田KNT関西営業本部長は「今日は有意義な商談会としてほしい」と呼びかけ、商談会の来年以降の継続の意思を表明した。

 (16/10/04)


情報提供:トラベルニュース社