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マリオット、ギャラクシー・マカオ内にJWとリッツ開業

  • 2015年6月16日

 マリオット・インターナショナルはこのほど、マカオの大型複合リゾート施設「ギャラクシー・マカオ」内に「JWマリオット・ホテル・マカオ」と「ザ・リッツ・カールトン・マカオ」を開業した。同社によると、ギャラクシー・マカオは観光の中心であるコタイ地区から徒歩約15分。世界遺産のマカオ歴史地区や、劇場などのエンターテイメント施設からも近いという。

 JWマリオット・ホテル・マカオは、同社がアジアにおけるJWマリオットブランドの旗艦店と位置づけるホテルで、客室数はスイートルームを含め全1015室。飲食施設は広東料理のレストランやオールデイダイニングなど4軒を配置。また、キッズクラブやキッズプール、屋外プールを用意。2700平方メートルの「グランド・ボールルーム」も設けた。

 ザ・リッツカールトン・マカオはギャラクシー・マカオの最上階層に位置。客室は250室で全室がスイートルームとなる。広東料理レストランや、ハイティーやカクテルが楽しめるバー、カフェなど4軒の飲食施設を設置。900平方メートルのバンケットルームも用意した。スパでは、中国とポルトガルの伝統的な建築をイメージしたトリートメントルームを10室、カップル用のトリートメントルームをも3室設けた。

 マリオットは現在、JWマリオットブランドで世界26ヶ国に69軒を展開しており、2020年までに30ヶ国、100軒まで拡大する予定。アジア太平洋地区では、今回開業したJWマリオット・ホテル・マカオが29軒目のホテルとなる。

 ザ・リッツ・カールトンのホテルは、今回のザ・リッツ・カールトン・マカオで89軒目となる。現在、世界中で33軒以上の新規オープンに向けたプロジェクトが進行中だという。