日本航空、「Ponta」と提携、ポイント交換サービスも

  • 2014年11月11日

 日本航空(JL)とポイント事業などを展開するロイヤリティマーケティングはこのほど、業務及び資本提携を締結した。JLは約2840万人の会員を持つマイレージ組織「JALマイレージバンク」を、ロイヤリティマーケティングは提携社数81社107ブランド、国内約6635万人の会員を有する共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」をそれぞれ運営。両社では、既に2010年3月から「JMBローソンPonta VISAカード」を通じてポイント交換サービスを提供しており、今回の提携で両社の会員サービスのさらなる向上をはかる。

 提携では、JALマイルとPontaポイントの相互交換サービスを2015年の春から開始。サービスはJALマイル3000マイル以上でPontaポイントへ、Pontaポイント2ポイント以上でJALマイルへ変えることが可能。3000マイル以上1万マイル未満の場合1マイルを0.5Pontaポイント、1万マイル以上で1Pontaポイントに、2Pontaポイントは1マイルに交換する。なお、同サービスはJMBローソンPonta VISAカードは不要という。

 また、今後は両社で新サービスを提供していく予定。JLグループ便において、キャンペーンなどでPontaポイントを使用した新サービスを計画している。このほか、提携ではJLがロイヤルマーケティングの第三者割当増資として、15%出資した。