トップツアー、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展ツアー、「学ぶ」コース発売

  • 2014年8月3日

 トップツアーはこのほど、SIT向けブランドのTOPTOUR PLUS+(トップツアープラス)で「ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展を100%楽しむ旅」のうち、「学ぶヴェネチア・ビエンナーレ」コースを発売した。

 ヴェネチア・ビエンナーレは1895年から「国際美術展」として隔年開催されてきたイベント。1980年からは「国際美術展」と「国際建築展」を交互に開催している。今年は14回目の国際建築展で、日本を含む世界65ヶ国が参加するという。トップツアープラスでは「学ぶヴェネチア・ビエンナーレ」と「観光も楽しむヴェネチア・ビエンナーレ」の2種類を用意しており、このほど1コースの募集を開始した。

 ツアーでは、日本館のコミッショナーを務める建築キュレーターの太田佳代子氏や、同館エグゼクティブ・アドバイザーで評論家・翻訳家の山形浩生氏が現地に同行し、ヴェネチア・ビエンナーレを案内する。また、ビエンナーレのメイン会場の1つである「Monditalia」展のキュレーターや、アメリカ館の招待作家などによる展示の解説もツアーに盛り込んだ。

 このほか、オプショナルプランとして、日本館スタッフがビエンナーレ以外のヴェネチアを建築・美術の観点から案内するプランや、太田氏を交えた夕食会も用意。参加には別途追加代金が必要となる。

 ツアーは成田発着で、10月16日出発の6日間。アリタリア-イタリア航空(AZ)の成田/ヴェネチア線を利用する。旅行代金はエコノミークラス利用、2名1室の場合1名あたり26万8000円。学生割引プランとして、旅行日までに日本国内の学校教育施設に在籍している学習者を対象に、1名20万8000円で参加可能なプランも用意したほか、8万5000円追加でホテルグレードアッププランも設定した。なお、燃油サーチャージや空港施設使用料、空港税などは別途徴収する。