ドイツ、ベルリンの壁崩壊25周年でキャンペーン、YouTubeなど活用

  • 2014年8月3日

 ドイツ観光局はこのほど、ソーシャルメディアを利用したキャンペーン「ベルリンの壁崩壊25周年記念、ドイツ、私のサマーバケーション」を開始した。1989年のベルリンの壁崩壊から今年で25周年を迎えることを記念したもので、カナダ人とオランダ人のビデオブロガーが作成したプロモーション用動画をYouTubeで紹介するほか、画像共有アプリのInstagramを使用したフォトコンテストを実施する。

 プロモーション用動画については、過去25年間のドイツの変化に関わりのある出来事に焦点を当て、国内の12ヶ所で作成した各3分間の動画を、YouTubeのドイツ観光局ページ内で掲載。ドレスデンのフラウエン教会、デッサウのバウハウス、ワイマール、エッセンのツォルフェライン炭鉱、ザクセン・アンハルト州ネブラの天文盤などを紹介する。

 フォトコンテストではキャンペーンのテーマに沿った写真を募集。応募の際には「#germany25reunified」のハッシュタグをつけることが条件となる。最優秀賞にはベルリンへの往復航空券とベルリンのリントナー・ホテル・アム・クーダムでの宿泊2泊分を贈呈。2位以下にはルストにあるテーマパーク「ヨーロッパ・パーク」の入場券、ホテルチェーンのリング・ホテルやユースホステルの宿泊券などを用意した。