エア・カナダ、羽田/トロント線就航-羽田発初便は搭乗率9割

  • 2014年7月2日

(左から)オンタリオ州在日事務所代表のロバート・アルマー氏、駐日カナダ大使のマッケンジー・クラグストン氏、ACグローバルセールス担当副社長のダンカン・ビューロー氏、国土交通省東京国際空港長の植木憲司氏、東京国際空港ターミナル代表取締役社長の櫻井正志氏 エア・カナダ(AC)は7月2日、デイリー運航の羽田/トロント線を開設した。ACにとって羽田/カナダ間の直行便就航はこれが初めて。運航機材はボーイングB777-300ER型機で、羽田発初便はビジネスクラス42席、エコノミークラス307席の計349席に対し、日本人を中心とするビジネスクラス25人、エコノミークラス294人の計319人が搭乗して、全体の搭乗率は9割超を記録した。ACによれば、トロント発の初便も同様に「ほぼ満席」。7月16日発の羽田便からはビジネスクラス19席、プレミアムエコノミークラス21席、エコノミークラス210席のB787-8型機を投入する。

ACグローバルセールス担当副社長のダンカン・ビューロー氏 就航記念セレモニーでACグローバルセールス担当副社長のダンカン・ビューロー氏は、今後数週間の状況について、「非常に高い率の予約をいただいている」と報告。7月の羽田発は90%以上の予約が入っており、8月についても現時点で90%に近い水準に迫っているという。トロント発については、羽田発よりも若干落ちるものの、当面は80%を超える見込み。

 ACの羽田/トロント線は、羽田と北米を結ぶ航空便では唯一、昼間の時間帯に羽田に発着する。AC日本支社長のワイス貴代氏によれば、昼間の羽田便開設はACの“悲願”であったという。中長期的な目標として、スロットさえ確保できればバンクーバー線やカルガリー線などについても開設したい意向を示した。

 羽田/トロント線のメインターゲットはビジネス層で、トロント以遠も北米ではニューヨークやボストン、オーランドなど、南米ではサンパウロやリマなどにアクセスしやすいことが強みになるという。レジャー層にはキューバのハバナなど、他社便ではアクセスしにくいデスティネーションにも行きやすいことなどを訴求するほか、今後は羽田発着の利点を活かし、地方発の需要も掘り起こしていく方針だ。

 セレモニーには、ACのPR大使として「エア・カナダマン」役を務める、お笑いコンビ「はんにゃ」の金田(かなだ)哲さんも駆けつけた なおACは、既存の成田/トロント、バンクーバー、カルガリー線については既に全日空(NH)とのコードシェアを実施してきているが、羽田/トロント線についても今後実施する見込みという。