ベトナム、「反中デモ」発生に伴う影響(5、15現在の状況)

  • 2014年5月15日

 既にテレビやインターネットなどでも報道されている通り、ベトナム各地において中国による南シナ海での石油掘削活動に対する抗議デモが行われております。

 以下に、本日2014年5月15日(木)現在のベトナム各地の状況をお知らせいたします。

 ご旅行をご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。

 またデモが行われている場所や人が多く集まっている場所には、くれぐれも興味本位で近づかないよう、お願いいたします。

■ ベトナム各地の状況 (5月15日現在)
◎ 南部: ホーチミン
本日(5/15)は中国領事館前のハイバーチュン通りに4名ほどの交通警察が見張っておりましたが、特にデモなどは起こっておらず平常通りです。昨夜(5/14) 21:00過ぎには、中国大使館の周辺道路は封鎖されておりましたが、本日朝には封鎖も解除されておりました。

 ハノイ市内においては特段混乱状態は見られず、平常通りです。観光への影響はありません。

 ベトナム南部でデモが発生している場所は、ハノイ郊外の中国系・台湾系が集中している工業団地のみとなります。

◎ 南部: ホーチミン郊外・ビンズオン省
ホーチミン市の北、約40kmに位置するビンズオン省において発生している「反中デモ」については、本日(5/15)、軍隊と警察(2,000名配備)がデモ参加者を拘束したことから、既に鎮静化されたと報道されています。

 当地では、工業団地の要所要所に警察が配備され、企業によっては休業しているところもあります。

◎ 南部: ホーチミン郊外・ドンナイ省
多くの日系企業が進出しているホーチミン市の東40kmに位置するドンナイ省のビエンホア工業団地、アマタ工業団地、ロテコ工業団地においても電話で確認したところ、既にデモは鎮静化しているとのことです。

 昨日(5/14)、それぞれの工業団地では従業員を全員帰らせておりましたが、本日からはほとんどの企業が稼働しております。但し安全を考慮し、従業員の半数を自宅待機とさせるなどの対応をとっております。

 なお、視察関連のツアーは、平常通り受入れを行っております。

◎ 北部: ハノイ
本日(5/15)の朝、ハノイでは警察が中国大使館前(レーニン公園前)にバリケードを設け、20名ほどのデモ隊が旗を振っているのを監視している状況です。

 北部では、南部で発生したような中国系工場への破壊活動等は発生しておりません。

 また観光への影響も特になく、全て平常通りです。

◎ 中部: ダナン
ダナンの街の中心地・バクダン通りにおいて、5月11日(日)に10名ほどの人がデモ行進を行っておりましたが、その後は特に何も発生しておりません。

 また観光への影響も特になく、全て平常通りです。


情報提供:エーペックスインターナショナル株式会社日本海外ツアーオペレーター協会