インフィニ、自動発券のキュー発券ツールをバージョンアップ

  • 2014年3月31日

 インフィニ・トラベル・インフォメーションは3月28日、自動発券システム「INFINI Smart Ticketing」のキュー発券ツールをバージョンアップした。運賃計算時の以前の検索結果とのマッチング方法として、保存済みの運賃データ(TFR)ともマッチングできるようにするなど、主に3点の機能拡張を実施した。

 INFINI Smart Ticketingは発券作業の効率を向上するもので、Web発券ツールとキュー発券ツールの2種類を提供。事前設定をすればWeb発券ツールの場合は最短3クリック、キュー発券ツールであればキューイング1回で発券が可能だ。

 今回のバージョンアップはキュー発券ツールについて。運賃計算時のマッチング方法では、従来のリマークスに入力した運賃額、TAX額とのマッチングに加え、保存済みのTFRとのマッチング方法も加えた。

 また、支払手段とは別にコミッションのみを追加入力できるようになり、発券依頼側が支払手段を入力していても、発券店舗で設定したコミッションで発券できるようにした。さらに、キューイングされたPNRのTEライン(発券済み)、TVライン(VOID済み)をチェックして発券済みラインが多ければ止める処理を追加し、二重発券の防止につなげる。