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JALとANA、アイソン彗星鑑賞で特別チャーター便

  • 2013年10月3日

 日本航空(JL)と全日空(NH)は12月8日、2013年末に地球に再接近する彗星「アイソン彗星」を上空から鑑賞できる特別チャーター便の運航を実施する。それぞれジャルパックとANAセールスでツアーを造成し、販売を開始する予定だ。

 JLは羽田空港発着で午前4時から5時頃に離陸する約90分のフライトを予定。使用機材はボーイングB737-800型機で座席数は164席とした。ツアーは10月4日14時から発売。旅行代金は、普通席利用の宿泊なしのコースで、窓側からの2席を1名で利用する場合、1名7万4000円から9000円、2席を2名で利用する場合、1名3万8000円から4万1000円。通路側の座席で1名利用の場合、2万円から2万2000円とした。

 NHは羽田空港発着で4時10分にチャーター便に搭乗し、約90分のフライトを実施。ツアーではフライト搭乗前に、羽田空港第2ターミナルで宇宙飛行士の山崎直子氏と国立天文台副台長の渡部潤一氏によるトークイベント「神秘のアイソン彗星がやってくる」を実施。イベント開始前には羽田エクセルホテル東急内ラウンジで飲み物や軽食を参加者に提供する。旅行代金は、例えば宿泊なしプランで窓側、中央席利用、2名1組で9万9600円。3人目の利用者追加代金は、通路側の場合1名1万9800円とした。