大韓航空東京支店、以遠路線を積極販売-韓国線も回復傾向

  • 2012年11月24日

KE東京旅客支店支店長の一柳誠氏 大韓航空(KE)東京旅客支店はこのほど旅行会社向けセミナーを開催し、東京/韓国線に加え韓国以遠の路線をアピールした。KEでは、パラオやヤンゴン、ガトウィック、ナイロビ、ジェッダなど新路線の開設が続いているところ。東京旅客支店支店長の一柳誠氏はセミナーの冒頭、ナイロビ線を例に「17時に成田を出て仁川着が19時45分、仁川を20時45分に出発して現地には早朝到着し、すぐに観光ができる」とし、所要時間が18時間台で、無駄のない旅程が可能な点をアピールした。

 セミナーでも、韓国線に続いて南北米・ホノルル、中国、欧州・中東・アフリカ、オセアニア、東南アジア・グアムと方面別に東京発の需要の現状やモデルコースなどを紹介した。

 例えば南北米方面では、1月から10月までの実績として、トロントやワシントン・ダレスは前年比497%増、ダラス・フォートワースは367%増となるなど大幅に増加しているといい、ホノルルも383%増と増加。就航する13路線で前年割れはサンパウロとラスベガスのみで、残る11路線のうち10路線が2倍以上の増加率を記録した。ポイントとしては、成田からの直行であるロサンゼルス線は早朝一番早く到着可能である点、ラスベガス線では入国審査と荷物の受け取りをラスベガスでできる点などを強調した。

 また、東南アジア方面では、デンパサールが431%増となり、セブも369%増。マニラも202%増、ジャカルタも153%増などとなったほか、もともと日本からの直行便がないため取り扱いの多かったシェムリアップも53%増と伸ばしているという。東南アジアとグアムで12ヶ国19都市に就航しているが、カトマンズを除く全路線でソウルか釜山で同日乗継可能な点を打ち出していく考えだ。

 このほか、アフリカ方面では1月7日から3月3日までカイロ線を運航すること、オセアニア方面ではメルボルン線を3月で運休することなどを紹介。また、11月9日に就航したばかりのリヤド経由ジェッダ線については、自社運航は週3便ながらドバイ経由のコードシェアで週7便以上を利用可能とアピール。ダンマンやバーレーンへの需要にも対応可能であるとし、販売強化に向けてラウンジの使用や運賃面での交渉などにもできる限り対応していく方針を示した。

 なお、竹島問題の韓国線への影響について一柳氏は、「楽観視はしない」としつつ回復傾向にあると説明。8月以降の推移としては、「8月は好調で9月は微減、10月が“底”。11月は徐々に回復し、12月は相当戻りつつある」と語った。