ニッコウトラベル、中間期の営業収益37.2%増で黒字転換

  • 2012年11月14日

 ニッコウトラベルの2013年3月期第2四半期累計期間(2012年4月1日~9月30日)の連結業績で、営業収益が前年比37.2%増の23億1800万円と大きく増加した。アラスカ氷河クルーズやロシアのボルガ川クルーズのツアーのほか、アルプスの景勝地を巡るツアーなど夏の定番商品も伸び、さらに2011年度から実施している創業35周年記念ツアーが好評であるなど全体的にほぼ好調に推移したという。

 この結果、営業損益は5800万円の黒字(前年:1億600万円の赤字)、経常利益は1億円の黒字(同:8800万円の赤字)、四半期純利益は5200万円の黒字(8800万円の赤字)となった。

 取扱人数は15.4%増の3064人で、方面別では欧州が最も多く14.6%増の2481人。伸び率ではロシアが42.9%増の50名、北米が33.7%増の238名などとなった。中国関連のツアーは新コースの発表と催行を見合わせているところだが、アジアへの送客人数は15.9%増の211人と増加している。