中国人海旅ブーム継続-ホテル勤務者予想、11年の実施数は計7000万回

  • 2012年7月19日

 Hotels.comは、中国人海外旅行客の動向についてのアンケート調査を実施した。日本、英国、米国など22ヶ国の5000人のホテル勤務者を対象にしたもので、回答時期は2012年4月から5月まで。これによると、回答者の多くが中国人の海外旅行ブームの継続を予測し、5人に1人が今後は現状より約40%増加すると回答した。

 中国人向けの対応として、各ホテルでは中国語を話せるスタッフや中国語の資料を用意。また、中国銀聯カードネットワークでの決済準備を始めているホテルもあるようだ。

 また、日本の回答者からは、中国人旅行者からの要望として一番多い要望は、WiFi設備、ショッピング、観光地の情報やアクセス、地図について聞かれることが多いという。

 なお、中国旅遊研究院によると、2011年に中国人はのべ7000万回の海外旅行を実施。海外旅行者数は2010年よりも22%増加した。