ANTOR、「Let's go 海外!」を開催−夏休み期間に実施、露出も強化

  • 2010年7月8日
 在日観光局協議会(ANTOR−JAPAN)は7月24日、5回目となる一般消費者向けイベント「Let's Go 海外!」を開催する。ANTOR−JAPAN会長でニュージーランド政府観光局日本局長のジェイソン・ヒル氏は、「何かを感じ学び体験できる海外旅行をしてもらいたい」と話し、ステージパフォーマンスやスタンプラリーの実施など、「五感をつかってたのしんでもらえるイベント」にすることで海外旅行需要を喚起する。また、今年の開催日は7月24日とし、昨年の7月11日と比べて約2週間遅く設定。夏休み期間中に実施することで、より多くの来場者を見込む。2009年は約1万人が来場しており、今年は1万人以上をめざす。

 また、今回は事前のプロモーションを強化。TBSラジオで約20回の告知CMを放送するほか、7月中旬には毎日新聞に広告を掲載する予定だ。また、各観光局が発信するメールマガジンで紹介したりウェブサイトで露出の強化をはかる。当日は、ANTORメンバーの観光局のほか、日本旅行業協会(JATA)VWC2000万人推進室など39団体が出展。12のブースをまわりスタンプを集めると景品と交換できたり、航空券や宿泊券、ワインなどが当たる抽選会も開催。このほか、ステージパフォーマンスの実施やパンフレット、資料の配布だけでなく、消費者から直接質問に答えたり、現地情報を紹介する。場所は、東京ミッドタウンのイベントスペース「アトリウム」と「キャノピースクエア」で、11時から19時まで開催。詳細は下記ウェブサイトを参照のこと。

 同イベントについてVWC2000万人推進室室長の澤邊宏氏は、「各観光局が連携して実施することで海外旅行需要の熱気が高まり弾みがつくのでは」と話す。ANTOR−JAPANでは、来年以降も同イベントを継続して実施する方針で、開催回数を増やしたり業界外の企業と協力するなど、新たな可能性を探りながらより効果的で楽しめるイベントにしていくという。


▽ANTORオフィシャルサイト
http://www.letsgokaigai.jp/