電通総研が実施した消費調査によると、シルバーウィークに海外旅行に行く予定という回答人が、ゴールデンウィークの際の調査時よりも上回った。回答は全体のなかでは2.1％と少ないものの、ゴールデンウィークより0.3ポイント増加。また、「日帰り旅行、ドライブ、ツーリング」などが4.8ポイント増の17.9％、「温泉・リゾート施設などに行く」が2.5ポイント増の7.9％と増えている。このほか、テーマパークや動物園・水族館に出かけるなど家の外でのレジャーが増えており、ゴールデンウィークよりもアクティブな過ごし方を予定する人が多いようだ。

　連休で使用する金額は2万円未満が46.9％と最も多く、10万円以上は11.1％。平均額は3.7万円で、ゴールデンウィークより約30％増加した。ゴールデンウィークと同程度とする人が38.7％で、ゴールデンウィークより多い支出を予定している人は8.6％。反対にゴールデンウィークより少ない予算とする人が49.8％とほぼ半数となり、全体としては消費を引き締める傾向は強まっている。