マンダリン航空、静岡へのチャーター便運航を延期−新型インフルの影響で

  • 2009年5月27日
 マンダリン航空(AE)が6月4日から7月13日まで計6本を予定していた台北/静岡間のチャーター便運航の延期を決定した。これは、6月4日の富士山静岡空港開港にあわせて予定していたもので、台湾から日本へのツアーとして台湾人を対象に販売されていたが、キャンセルが相次いでいた。AE董事長の王華宇氏が5月22日付けで、静岡県知事の石川嘉延氏あてに書簡を送付。静岡県庁空港部によると、新型インフルエンザの影響が台湾や日本でも広がったため、チャーター便を利用した旅行がキャンセルされ運航延期を余儀なくされた、といった内容であったという。また、延期の日程について日付の明示はしていないものの、「秋頃に延期すると決定した」と伝えている。

 静岡県庁空港部就航促進室によると、AE以外に現時点でのチャーター便運航に関する延期や中止などはないという。静岡県では、政府の方針に従い水際対策をおこなっている。