日本観光協会、第1回「産業観光まちづくり大賞」の3団体を決定

  • 2007年10月24日
 日本観光協会と全国産業観光推進協議会は先ごろ、第1回「産業観光まちづくり大賞」として3団体を決定した。同賞は産業観光による観光まちづくりを実践し、模範となる地域を表彰する目的で今年度から創設したもの。受け入れ側と訪問側の双方にメリットがあり、持続性のあるビジネスモデルであるかなどを主な評価基準としている。今回、金賞に選出したのは、「名古屋コンベンションビューロー」。産業観光推進組織をいち早く設置し、また産官連携による産業観光バスを運行するなどの新しいビジネスモデルが評価された。受賞団体は下記の通り。

▽第1回「産業観光まちづくり大賞」

金賞:名古屋コンベンションビューロー/いち早く産業観光推進組織を設置したほか、産官連携による産業観光バスの新しいビジネスモデルを評価

銀賞:北海道釧路市/魚河岸ツアー、釧路炭鉱入坑体験ツアーなど、地域独自の資源に着目した取り組みと完成度の高さを評価

特別賞:宇部・美祢・山陽小野田産業観光推進協議会/従来の観光地ではない地域への取り組みに、期待を込めて選定。理念と課金システムが整理されている点も評価