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オレゴン州、ワシントン州と協力し米国北西部の観光プロモーション実施へ

  • 2007年9月19日
 オレゴン州政府観光局とポートランド・オレゴン観光協会は今後、ワシントン州政府観光局とシアトル市観光局、シアトル港湾局と協力し、アメリカ北西部の観光プロモーションを積極的に展開していく。オレゴン州とワシントン州は、大自然や美しい景観、ホエールウォッチング、ワイン、コーヒー、ゴルフなどのアウトドア・スポーツ、ロハスなど、共通の観光テーマを数多く有しており、航空路線や電車などの交通機関が整備されているため、効率的な観光が実現できる。

 特に、アメリカには優れた景観や文化、レクリエーションを沿道に持つ道路を「シーニックバイウェイ」として認定する法律があり、オレゴン州とワシントン州にはカスケードレイクス・ハイウェイなどの道路が認定されていることから、フライ&ドライブのデスティネーションとしても訴求していく。両州の道路は、山や海岸、砂漠、昔の西部の風景など、景観がバラエティに富んでおり、渋滞などもないという。フライ&ドライブのテーマでの訴求は、フライ&ドライブ商品を取り扱うアールアンドシーツアーズや、成田/ポートランド線を運行するノースウェスト航空(NW)と共同で展開する予定だ。

 また、両州の共同でのプロモーション展開は、現段階では期間を限っておらず、2年から3年は継続する考え。具体的な施策は未定ながら、セールスツールの作成や、FAMツアーの実施などを検討しているところだ。