地方路線で存在感、アシアナ子会社のエアソウルはこんな会社

サービス面やOZとの連携などで差別化
日本代表に聞く生き残り策と売却後の取り組み

  • 2019年5月8日(水)

-現在のRSの日韓路線の状況はいかがですか

金氏  利用者数は17年の約45万人に対して18年は112万人と、約2.5倍に増えた。背景には新たに新千歳線、福岡線、那覇線に就航したことや、訪日・訪韓ともに旅行需要が拡大していることがある。19年の利用者数は新路線次第だが、40%から50%程度は増やしていきたい。

 利用者の比率は、平均して韓国発7割に対し日本発が3割で、路線やシーズンによっては8対2というケースもある。傾向としては、日本人の訪韓旅行がソウルに集中しているのに対し、韓国人の訪日旅行は各地に分散していて、「東京や大阪はすでに経験したから、次は地方を訪れたい」と希望するリピーターが多い。

 例えば高松は日本人が想像するよりも韓国では人気があり、気候も温暖で自然が豊かな四国へのゲートウェイとして認知度は高い。その一方で、競合する航空会社がいない仁川/広島線は例外的に日本人の利用者も多く、5対5となっている。

-日本での流通チャネル別の座席販売状況や、旅行会社との関係について教えて下さい

 RSは地方路線への就航が多いことから、LCCの割には直販が少ないことが特徴で、30%から40%程度にとどまる。残りはOTAを含む旅行会社経由で、その3割がパッケージツアーに使用されている。地方路線は直販だけは売ることは難しく、旅行会社の企画力が重要だ。もちろん韓国観光公社(KTO)や日本政府観光局(JNTO)、各地方自治体などとも協力関係を構築している。

-他のLCCと比べてRSの強みは何でしょうか

 他社とはサービスの面で差別化できていると思う。象徴的なのが使用機材で、OZの比較的新しいA321-200型機などを譲り受けている。OZがビジネスクラスとエコノミークラスの2クラスで運航していたものを、エコノミークラスはそのままに、ビジネスクラスのスペースはエコノミー用に改修している。

 そのため、エコノミークラスの座席はOZと同等で、1人あたりのスペースはLCCとは思えないほどのゆとりがあり、各座席に電源コンセントも装備している。一部の機材については、ビジネスクラスのスペースに「プレミアムゾーン」いう上級の座席を設置して運航している。利用者からは「これでもLCCなのか」と、良い意味での驚きの声が数多く届いている。

 また、RSは仁川から香港、ダナン、コタキナバル、ボラカイ島、シェムリアップ、グアムへも定期便を運航しており、日本の各地方からこれらのデスティネーションへ向かうことが可能だ。OZとは全便でコードシェアを実施しているので、OZ便に乗り換えれば選択肢は世界中のさらに多くの都市に増えるし、RSからOZに接続する際には日本からスルーチェックインで乗り継げることも強みだ。日本発の利用者の10%近くが以遠路線に乗り継いでいるのも、そうした利便性があるからだ。

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