全日空が「宇宙フライト」、JAXAとコラボ

  • 2018年8月29日

 全日空(NH)と国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、宇宙の日である9月12日から空の日である20日までの9日間、成田/ヒューストン線で「宇宙フライト2018」を実施する。ヒューストンにはアメリカ航空宇宙局(NASA)のジョンソン宇宙センターがある。

 NHは今年1月に宇宙旅行や高速輸送の可能性を調査する「宇宙事業化プロジェクト」を立ち上げており、今回は航空業界での宇宙事業の活性化や国際宇宙ステーション活動の理解促進をめざしてJAXAとコラボレーションが実現したという。

 宇宙フライト2018では、「宇宙日本食」を機内食として提供するほか、宇宙飛行士の大西卓哉氏のスペシャルビデオメッセージなどの放映、搭乗証明書とオリジナルステッカーの配布なども予定する。

 宇宙日本食のメニューはビーフカレーと羊羹、キシリトールガム、緑茶で、プレミアムエコノミーとエコノミークラスではメインメニューの選択肢のひとつとして、ファーストクラスとビジネスクラスでは好きな時に頼める軽めの食事の一品として提供する。

「宇宙日本食」イメージ