itt TOKYO2024

JTB、九州12店舗でVR映像提供、ハワイなどのホテル85軒を疑似体験

  • 2018年8月22日

VR映像は店舗スタッフのPC画面などと共有可能  JTB、JTB情報システムとVR開発のナーブは8月20日から、九州6県の12店舗で、VRを活用した接客サービスの実証実験を開始した。海外のホテルの360度のVR映像を訪問客に提供してホテルを疑似体験してもらうことで、来店客によりニーズに合った商品を提案し、満足度のさらなる向上をめざす。実験は約3ヶ月間に渡って実施する予定。

 対象店舗は福岡県が7店舗、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島の各県が1店舗ずつ。VR映像はナーブが提供するVR専用端末「CREWL(クルール)」を使用して提供し、JTB情報システムが実験の企画・運営とVRコンテンツの編集を担当する。

 VR映像はハワイ、ニューカレドニア、タヒチ、バリ、グアムの計85軒のホテルを対象に、客室や外観、レストラン、プール、ラウンジなど約400種類を用意した。9月以降はシンガポールのホテルを追加するほか、徐々に対象地域・ホテルを増やしていく。