itt TOKYO2024

国内LCC、GWの予約人数11.6%増、予約率は3.3ポイント増

  • 2018年4月23日

 ピーチ・アビエーション(MM)、ジェットスター・ジャパン(GK)、バニラエア(JW)、春秋航空日本(IJ)、エアアジア・ジャパン(DJ)は4月20日、ゴールデンウィーク(4月27日~5月6日)の予約状況を発表した。5社の国際線と国内線の予約人数の合計は前年比11.6%増の39万7980人で、座席数は6.8%増の51万6420席、予約率は3.3ポイント増の77.1%となった。

 このうち国内線のみを運航しているDJ以外の4社の国際線予約人数の合計は5.0%増の12万649人で、座席数は2.0%増の14万220席、予約率は2.5ポイント増の86.0%だった。5社の国内線予約人数の合計は14.7%増の27万7331人、座席数は8.7%増の37万6200席、予約率は3.9ポイント増の73.7%となった。

 DJ以外の4社のそれぞれの際内合計の予約人数は、IJが17年冬ダイヤから成田/関空線、新千歳線を運休するなどして前年を下回った以外は、いずれも前年を上回り、1位はMMで15.2%増の16万97人となった。座席数は2社が増加し、1位はGKで10.1%増の20万9520席。予約率は全社とも前年を上回り、1位はIJで15.9ポイント増の86.1%となった。

 国際線の予約人数とその伸び率の1位はMMで、10.3%増の6万4149人。予約率は4社とも前年を上回り、予約率の1位はIJで、7.5ポイント増の90.9%となり、予約率の伸び率も1位。そのほかGKが3.6ポイント増の87.4%、MMが2.1ポイント増の87.1%でそれぞれ8割を上回り、GKは0.2ポイント増の78.9%だった。

 国内線の予約人数の1位はGKで14.7%増の12万3455人。予約人数の伸び率の1位はMMで18.7%増の9万5948人だった。予約率の1位もMMで2.2ポイント増の83.8%。予約率の伸び率は座席を66.7%減としたIJが最も伸長し、15.6ポイント増の81.3%となった。なお、昨年10月29日から中部/新千歳線の運航を開始したDJの予約率は77.6%だった。