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日本航空、17年度上期の国際線旅客は微減-9月は3.2%増

  • 2017年10月26日

▽9月単月はオセアニアが37.0%増、メルボルン線開設で

 9月単月の旅客数は3.2%増の70万6053人。ASKは1.5%増、RPKは4.1%増で、利用率は2.1ポイント増の82.7%となった。方面別では、9月1日から成田/メルボルン線のデイリー運航を開始したことで座席供給量を増やした「オセアニア」が、37.0%増の1万7595人と大幅増。続いて「欧州」が11.1%増の6万6173人となり、10ヶ月連続で2桁増となった。

 唯一前年を下回ったのは「ハワイ・グアム」で、0.9%減の9万3599人。9月15日に成田/コナ線を1日1便で開設したが、昨年に臨時便を運航した反動などで微減となった。

 利用率は「韓国」が1.0ポイント増の76.7%となった以外は、全方面が8割以上を記録。最も高かったのは「ハワイ・グアム」で1.7ポイント増の87.9%。以下は「欧州」が3.6ポイント増の86.4%、「東南アジア」が4.4ポイント増の81.0%と続いた。伸び率が最も高かったのは「中国」で10.2ポイント増の80.2%。前年を下回ったのは「オセアニア」で、2.6ポイント減の81.0%だった。

 国内線の詳細は別途記載(下記関連記事)。