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不利益生じぬよう民泊陳情 岐阜県旅館組合

 岐阜県旅館ホテル生活衛生同業組合(瀧多賀男理事長=下呂温泉・水明館)は5月22日、高山市の高山グリーンホテルで2017年度総会を開いた。組合員ら150人が出席した。役員改選では瀧会長が再選された。

 今年度事業では業界の地位向上に向けた固定資産税評価基準の見直しや防災・衛生体制の確立、観光団体との連携強化などに取り組むことを決めた。

 瀧会長は「不法民泊や後継者不足など業界を取り巻く環境は厳しい。問題も山積しているが、皆さんの協力を得て、事業を進めていきたい」と話した。

 同組合では国が進める民泊について「民泊の規制緩和などで旅館業法で許可を得た組合員は苦しい思いをしている」とし、不公平や不利益が生じないよう陳情を行っていく考えだ。

 


情報提供:トラベルニュース社