日本発の経由空港1位は?出発エリア別ランキングも紹介-OAGデータ

  • 2017年4月26日

▽中国エリア

 全体の経由便利用者のうち、中国エリアが占める割合は2.5%。経由地としては羽田が強く、12年と13年は4位であったが、14年の発着枠増加以降は1位を維持している。また、上位10位では、すべてアジアの空港で占められているのが特徴で、16年にはエリア別で唯一となる大連が9位を獲得している。

※中国の対象空港
広島空港、岩国空港、出雲空港、石見空港、岡山空港、鳥取空港、山口宇部空港、米子空港


▽四国エリア

 全体の1.1%と最も経由便利用者の少ない四国エリアは、羽田が強く5年連続で首位。2位も5年連続で成田であった。四国から国際線の定期直行便として運航しているのは香港、上海、台北、仁川に限られることから、上位10位を見ると、4位は中部、5位は関空、7位は福岡、9位は伊丹と、半数以上が国内空港となっている。

※四国の対象空港
高知空港、松山空港、高松空港、徳島空港


▽九州・沖縄エリア

 九州・沖縄エリアで経由便を利用した人は、全体の経由便利用者の10.1%。経由地の1位は5年連続で成田となり、成田経由の行き先としては、1位がホノルル、2位がロサンゼルス、3位がニューヨーク(ジョン・F・ケネディ)と米国が上位を占めた。

また、上位10位のなかでは、アムステルダムが13年と15年に7位、14年に6位に入っていたものの、16年は1月にKLMオランダ航空(KL)が撤退したため圏外となっている。

※九州の対象空港
奄美空港、大分空港、鹿児島空港、北九州空港、熊本空港、久米島空港、佐賀空港、新石垣空港、種子島空港、対馬空港、長崎空港、那覇空港、福江空港、福岡空港、宮古空港、宮崎空港


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