年末年始の海外1位は2年連続で台湾、国内は沖縄-JATA調査

  • 2016年12月8日(木)

 日本旅行業協会(JATA)はこのほど年末年始の旅行について、JATA会員旅行会社320社を対象にした人気方面の調査と、ホールセラー6社を対象にしたパッケージツアーの販売動向調査を実施した。その結果、海外旅行の人気方面調査の1位は、昨年に続き近距離で比較的温暖な台湾となり、2位はハワイ、3位はグアム、4位はシンガポールで昨年と同様の結果となった。

 JATAによれば、海外ツアーの予約人数は前年比3%増。年末年始の日並びから、近距離のアジアやグアムに人気が集まった。アジアについては「ポストシニア」の夫婦がビジネスクラスやプレミアムエコノミークラスを利用して訪問する傾向が見られるという。

 方面別の予約人数では、12月20日からハワイアン航空(HA)が羽田/コナ・ホノルル線(週3便がコナ行き、週4便がホノルル行き)の運航を開始するハワイが老若男女問わず人気が高く、19.7%増に。韓国は前年の10位から7位まで順位を上げ、予約人数も58.6%増と大きく伸長した。家族旅行や食をテーマにしたツアーが回復傾向にあるという。

 国内旅行のランキングは沖縄が1位となった。石垣島や宮古島などの離島を含めて人気が高いという。2位は東京ディズニーリゾートを含む東京、3位は北海道新幹線の開業効果などもあり北海道、4位は大阪、5位は伊豆・箱根となった。箱根は噴火の影響も薄れてきており、家族旅行を中心に人気があるという。

 エイチ・アイ・エス(HIS)を除くホールセラー5社の予約動向は、オバマ大統領の訪問などで注目を集めた広島が好調に推移。山陽・山陰方面の予約人数も3.4%増となった。このほか、話題の映画やテレビ番組のロケ地などを巡る旅行が人気で、映画「君の名は。」により飛騨古川が急増。愛知・岐阜の予約人数は8.5%増となった。出発日は旅行代金の高い12月29日から31日は需要が低く、値ごろ感のある他の出発日に人気が集まった。

 ランキングはJATA会員旅行会社320社の営業、企画、カウンターなどの担当者362名を対象に実施したアンケート調査をまとめたもの。販売動向調査はジェイティービー(JTB)、HIS、阪急交通社、近畿日本ツーリスト個人旅行、日本旅行、ジャルパックの6社が対象で、HISは海外旅行のみ。11月下旬時点のパッケージツアーの申込予約者数をもとにまとめた。

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