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那須塩原の一井屋旅館が破産開始決定、負債3億円

  • 2016年10月16日

 東京商工リサーチ(TSR)によると、那須塩原の板室温泉で60年以上にわたって営業してきた一井屋旅館が9月14日に破産開始決定を受けた。負債総額は約3億円。

 客室定員120名で、県内外から湯治客を受け入れていたものの、東日本大震災の風評被害により売上が伸び悩んだ。事業資金を金融機関から調達するなどして事業を維持していたが、2012年2月に金融債務が債権回収会社に譲渡され、2015年3月に事業を停止した。